ホーム スポーツ 巨人の2023年戦力外通告と対象選手一覧・その後の去就動向を徹底解説

巨人の2023年戦力外通告と対象選手一覧・その後の去就動向を徹底解説

早瀬 結衣 早瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

プロ野球の秋季シーズンからオフにかけて、各球団が来季に向けたチーム編成を進める中で大きな注目を集めるのが「戦力外通告」や「現役引退」の発表です。特に伝統ある読売ジャイアンツ(巨人)においては、主力として一時代を築いたベテランから、巻き返しを期す中堅・若手まで多くの選手が厳しい岐路に立たされます。

2023年オフ、巨人は球界を揺るがす戦力外通告や現役引退の発表を行い、ファンや関係者の間で大きな話題となりました。本記事では、報道各社の公式発表や取材データをもとに、2023年オフに読売ジャイアンツから戦力外通告や引退を発表した中島宏之選手、鍵谷陽平投手ら対象選手の一覧と、それぞれのその後の去就動向を詳しくお届けします。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:2023年10月、巨人は中島宏之内野手、三上朋也投手、鍵谷陽平投手ら複数選手に戦力外通告を実施した。
  • 要点2:松田宣浩選手などチームの精神的支柱となったベテランの現役引退発表も相次ぎ、世代交代の大きな節目となった。
  • 要点3:戦力外通告を受けた選手たちの多くは、12球団合同トライアウトや他球団での新たな挑戦など、それぞれの去就を模索した。

2023年オフの巨人における戦力外通告と現役引退の背景

巨人戦力外2023

プロ野球界のペナントレースが佳境を迎え、クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズが視野に入る時期、各球団のフロントは翌シーズンのチーム構想に向けた大ナタを振るいます。NPBの規定に基づき、戦力外通告は第1次と第2次の期間に分けて行われますが、2023年の巨人においても例外ではありませんでした。

スポーツニッポンをはじめとする報道各社の取材や公式発表によると、巨人は2023年10月13日に、中島宏之内野手(41)、三上朋也投手(34)、鍵谷陽平投手(33)、高木京介投手(34)、田中豊樹投手(29)、堀岡隼人投手(25)、香月一也内野手(27)の計7選手に対して来季の契約を結ばない旨(戦力外通告)を通告しました。

球団の歴史において、実績あるベテランやチームのムードメーカーとして愛された選手たちが同時に自由契約となるこの時期は、ファンにとっても非常に感慨深い過渡期となります。特に常勝軍団としてのプレッシャーを背負い続ける巨人において、若手への世代交代とチームの血の入れ替えは避けて通れない命題であり、その方針が鮮明に表れたオフシーズンとなりました。

【一覧】2023年に巨人から戦力外通告・引退が発表された主な選手たち

2023年オフに読売ジャイアンツでユニフォームを脱ぐことになった、あるいは自由契約となった主な選手たちの経歴や当時の状況を整理します。球界を代表する名打者から、リリーフ陣を支えた実力派投手まで、それぞれの選手が歩んできた軌跡は非常に重みのあるものです。

選手名 守備・背番号 主な経歴・実績 2023年オフの発表内容・動向
中島 宏之 内野手(5) 西武ライオンズ〜MLBアスレチックス〜オリックス〜巨人。通算2000安打を目前に控えた名スラッガー 2023年10月に戦力外通告を受理。その後、中日ドラゴンズへ移籍し現役を継続。
鍵谷 陽平 投手(30) 北海道日本ハムファイターズ〜巨人。ブルペンの主力として数多くの場面で救援登板 2023年10月に戦力外通告。その後、北海道日本ハムファイターズへ復帰(のちに現役引退を発表)。
三上 朋也 投手(35) DeNAベイスターズ〜巨人(育成契約から支配下復帰)。サイドスローの貴重なリリーバー 2023年10月に戦力外通告を受理。独立リーグやトライアウトを経て去就を模索。
松田 宣浩 内野手(23) ソフトバンクホークス〜巨人。「熱男」の愛称で知られ、球界を牽引した名内野手 2023年シーズン限りでの現役引退を表明。長年のプロ生活にピリオドを打った。

上記の選手たちのほかにも、高木京介投手、田中豊樹投手、堀岡隼人投手、香月一也内野手などが戦力外通告や自由契約の対象となり、それぞれの選手が次なるステージへの決断を下すことになりました。

中島宏之選手と鍵谷陽平投手の去就動向:新たな挑戦への道

戦力外通告を受けた選手たちの中で、特にファンの注目を集めたのが中島宏之内野手と鍵谷陽平投手の去就でした。

中島選手は、西武時代から日本を代表する強打者として君臨し、MLB挑戦やオリックスを経て2019年から巨人に加入しました。勝負強い打撃とベンチでのリーダーシップでチームを支え続け、通算2000安打の偉業まであと数本(通算2000安打まであと72本として話題になりました)に迫るキャリアを築いていました。巨人から戦力外通告を受けた後も「まだ現役でプレーしたい」という強い意志を持ち続け、同年11月には中日ドラゴンズへの移籍が発表され、新天地での現役続行を勝ち取りました。

一方、日本ハムからトレードで巨人に入団し、貴重なリリーフ右腕としてブルペンを支え続けた鍵谷陽平投手も、戦力外通告を受けたのち、古巣である北海道日本ハムファイターズへの復帰(ファーム施設での育成契約等を経て)を決断。北の大地で再びファンの声援を背に受けてマウンドに上がる道を選び、プロ野球選手としてのプライドを示しました。

ベテランたちの引退とチームの世代交代:松田宣浩らの決断

戦力外通告だけでなく、2023年オフの巨人を語る上で欠かせないのが、球界の顔として長く活躍したベテランたちの現役引退です。

その筆頭が「熱男」の愛称で親しまれ、福岡ソフトバンクホークスで数々の栄冠を手にした後、2023年から巨人に加入した松田宣浩選手です。長年チームのムードメーカーとして、そして勝負強い右打者として球界を盛り上げ続けた松田選手は、同年シーズン限りでの現役引退を表明しました。華やかなプレースタイルと野球に対する真摯な姿勢は、巨人在籍期間は短かったものの、若い選手たちに多大な財産を残しました。

球団公式発表や各種報道によると、こうしたベテランの引退や戦力外は、単なる戦力整理ではなく、若手育成とチームの平均年齢の若返りを図るための戦略的な一歩であったと分析されています。戸郷翔征選手や岡本和真選手といった主軸に加え、若手野手や若手投手陣が台頭するためのスペースを空けるという、チームの過渡期における必然的なプロセスでした。

トライアウトと12球団合同トライアウトの現実

戦力外通告を受けた選手たちの前に立ちはだかる大きな壁が、例年11月中旬に開催される「12球団合同トライアウト」です。

2023年度のNPB12球団合同トライアウトは、2023年11月15日に鎌ヶ谷球場を舞台に開催されました。全国から、まだ現役続行を諦めない元NPBの選手たちが集結し、各球団のスカウト陣の前でピッチングやバッティングを披露しました。

巨人を戦力外となった選手たちの中でも、他球団からの獲得オファーがすぐに届かなかった選手や、自らの実力をもう一度アピールしたい選手たちがこの場に身を投じました。プロ野球という極めて厳しい生存競争の中で、トライアウトは「最後の一縷の望み」であると同時に、選手たちが自らのキャリアをどのように総括し、次の人生(セカンドキャリア)へ踏み出すかを決断するための大切な儀式でもあります。

【巨人戦力外 2023】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2023年オフに巨人から戦力外通告を受けた主な選手は誰ですか?
A1:中島宏之内野手、三上朋也投手、鍵谷陽平投手、高木京介投手、田中豊樹投手、堀岡隼人投手、香月一也内野手などが発表されました。

Q2:戦力外通告を受けた中島宏之選手はそのあとどうなりましたか?
A2:巨人退団後、現役続行を希望し、中日ドラゴンズへ移籍してプレーを続けました。

Q3:2023年オフに巨人で引退を発表した代表的な選手は誰ですか?
A3:ソフトバンクから移籍し、「熱男」の愛称で親しまれた松田宣浩選手がシーズン限りでの現役引退を表明しました。

まとめ:今後の動向とプロ野球における戦力外通告の意義

2023年オフの読売ジャイアンツにおける戦力外通告および現役引退の発表は、チームが新たな時代へと舵を切るための大きなターニングポイントとなりました。中島宏之選手や鍵谷陽平投手のように新天地や古巣で再び挑戦の道を選んだ選手もいれば、ユニフォームを脱いで指導者やセカンドキャリアへの道を歩み始めた選手もいます。

プロ野球選手としてのキャリアはいつか必ず終わりを迎えますが、そこで培われた経験や闘志は、選手個人の次の人生や、彼らから刺激を受けた若い世代の選手たちに確実に受け継がれていきます。巨人がこの世代交代の痛みを乗り越え、いかに強いチームへと生まれ変わっていくのか、今後の動向からも目が離せません。

同じカテゴリの記事

早瀬 結衣
コンテンツディレクター 早瀬 結衣
プロフィールを見る →

全記事の校正と事実確認を担当。固有名詞・日付・数値を公式発表と照合し、確認できない箇所は公開前に差し戻す運用をしています。

おすすめの関連記事