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バガボンドが再開しない理由と現在の状況!37巻の続き・38巻発売の可能性を徹底解説

早瀬 結衣 早瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 8 分
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吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作に、井上雄彦氏が圧倒的な画力と独自の人間ドラマで描き出す不朽の名作漫画『バガボンド』。1998年の連載開始以来、多くの読者を魅了し続けてきましたが、2015年を最後に長期休載が続いており、「もう二度と再開しないのではないか」「38巻や完結を迎える日は来るのか」と不安視する声が絶えません。

本記事では、長期休載が続く背景や作者・井上雄彦氏の発言、単行本37巻の結末と未収録話の状況、そして今後の連載再開や完結の可能性について、信頼できる公式情報と事実をもとに徹底的に解説します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:『バガボンド』は2015年の第327話を最後に休載しており、単行本は37巻で止まったまま完結していない。
  • 要点2:休載の背景には、井上雄彦氏の作画に対する妥協なきこだわりや、映画『THE FIRST SLAM DUNK』などの他プロジェクトへの全力が影響している。
  • 要点3:井上氏自身は「描きたい気持ちはある」と公言しているものの、具体的な再開時期は未定のままである。

バガボンドが再開しない理由とは?2015年以降の長期休載の背景

バガボンド再開しない

『バガボンド』がなぜこれほど長い間、連載が再開されていないのか。その理由は、単なる気まぐれやモチベーションの低下ではなく、作者である井上雄彦氏の作品作りに対する強烈なこだわりと、表現の極限を追求する姿勢に深く根ざしています。

連載媒体である講談社『モーニング』での掲載時、井上氏はデジタル作画への移行や、一本の線、一コマの描写にかけるエネルギーの比重を極限まで高めていました。キャラクターの心情とリンクした圧倒的な画力を維持するためには膨大な時間と精神力が要求され、週刊・隔週ペースでの連載維持が極めて困難になったという背景があります。報道各社の取材データや過去のインタビューによれば、作品の質を妥協させない作家としての矜持が、結果として長期の休止を選択させる要因となりました。

井上雄彦氏の現在の活動と「バガボンド」に対する本音

長期間休載している最中も、井上雄彦氏が筆を完全に折ったわけではありません。ファンにとって大きな希望となったのが、2022年12月に公開された大ヒットアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』の公開に際して行われたインタビューでの発言です。

この公式インタビューの中で、井上氏は『バガボンド』について「描きたい気持ちはある」と直接言及しています。ただし、ただ描けばいいというものではなく、自身の納得がいく状態で向き合いたいという強い思いがあることが示唆されました。また、井上氏は障害者バスケットボールを題材にしたライフワーク的連載作品『リアル』の執筆も手掛けており、自身の体調や複数のプロジェクトのバランスを取りながら活動を続けています。決して『バガボンド』を放棄したわけではなく、再び筆を取るタイミングを模索し続けているのが現在の実態です。

単行本37巻の結末と未収録話の状況

現在、単行本は第37巻までが刊行されています。第37巻のラストでは、主人公・新免武蔵と宿敵・佐々木小次郎が決戦の舞台である巌流島へ向けて動き出すという、物語のクライマックスを予感させる緊迫した展開で幕を閉じています。

しかし、雑誌掲載分としては第37巻に収録しきれなかったエピソード(単行本未収録話、いわゆる未単行本化のストック)が数話分存在します。これらが単行本化されていないため、雑誌で追いかけていた読者と、単行本でまとめて読んでいる読者の間で「どこまで進んでいるのか」という情報の乖離が生じています。物語がいよいよ最大の山場である「巌流島での決闘」へと向かおうとする直前で止まっていることが、ファンの間で「早く続きが読みたい」という切望感をさらに強める要因となっています。

項目 詳細 公式発表・現状
連載開始 1998年(講談社『モーニング』) 吉川英治の小説『宮本武蔵』が原作
最新単行本 既刊37巻 2015年以降、新規の単行本刊行は停止中
最後の掲載 第327話(2015年) 物語は巌流島決戦前夜の局面で休止
現在の状況 長期休載中(未完) 作者・井上雄彦氏は「描きたい気持ちはある」と表明

38巻の発売や完結を迎える可能性はあるのか

多くの読者が最も気にしている「38巻はいつ出るのか」「最終回まで完結するのか」という点については、現時点で具体的な発売日や連載再開の告知は一切ありません。

インターネット上やSNSでは、たびたび「再開の噂」や「最終回の結末予想」が流れることがありますが、これらはあくまでファンの推測やデマに過ぎません。講談社や公式からの発表がない以上、確定した情報は存在しないのが事実です。しかし、作者本人が作品を手放したわけではなく、過去に『リアル』の連載を再開させた実績もあるため、いつの日か突如として連載が再開される可能性や、何らかの形で結末が描かれる希望は捨てきれません。

電子書籍化されていない理由と全巻を読む方法

『バガボンド』を語る上で避けて通れないのが、「電子書籍版が存在しない」という特殊な事情です。講談社の名作でありながら、主要な電子書籍ストア(Kindleやebookjapanなど)で『バガボンド』の電子版は配信されていません。

これは、井上雄彦氏および出版社側の強いこだわりによるもので、紙の単行本という形態、すなわち紙の質感や見開きのレイアウトそのものを作品の一部として届けたいという意図があるためと言われています。そのため、現在あらためて全巻を読破したい場合は、書店やネット通販、あるいはレンタル・中古書店を利用して「紙の単行本(モーニングKC)」を揃える必要があります。

【バガボンド再開しない】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:バガボンドはすでに打ち切りになったのですか?
A1:公式に「打ち切り」が発表された事実はありません。あくまで「長期休載中」というステータスであり、作品が完結を迎えたわけでも、連載が正式に終了したわけでもありません。

Q2:38巻が発売される予定は現在ありますか?
A2:2026年現在、講談社や作者の公式アカウント等から第38巻の発売予定に関するアナウンスは一切なされていません。新しい情報が出るのを待つ状況が続いています。

Q3:なぜ電子書籍で配信されていないのですか?
A3:作者・井上雄彦氏の表現方法や紙の質感・見開き演出に対する強いこだわりから、紙の単行本媒体でのみ展開されているためです。

まとめ:名作の現在地を受け止め、静かに待つということ

『バガボンド』が再開しない背景には、井上雄彦氏の妥協なき作家魂と、表現に対する深い向き合い方がありました。単行本37巻で止まったままの物語や、電子書籍未配信といった特殊な環境は読者にとってどかしさを伴うものですが、それだけ唯一無二の価値を持つ芸術的な漫画であることの裏返しでもあります。

インターネット上の不確かな噂に惑わされることなく、公式からの正確なアナウンスを見守りつつ、まずは既刊の37巻までの重厚なドラマをじっくりと読み返し、この不朽の名作の深みを改めて味わってみてはいかがでしょうか。

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コンテンツディレクター 早瀬 結衣
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