2026年現在、若手実力派俳優の筆頭としてドラマや映画の話題作に引っ張りだこの高橋文哉さん。その華々しいキャリアの原点であり、国民的な知名度を獲得する決定打となったのが、2019年から2020年にかけて放送された特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』での主演抜擢です。令和最初の仮面ライダーとして飛電或人(ひでん・あると)を演じた彼は、お茶の間に強烈なインパクトを残しました。
本記事では、『仮面ライダーゼロワン』での役柄や当時の反響から、2026年の最新出演ドラマ・映画に至るまでの軌跡を解説します。飛電或人役としての魅力はもちろん、近年躍進を続ける理由や経歴の全貌に迫ります。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2019年『仮面ライダーゼロワン』の主役・飛電或人役に抜擢され、令和最初の仮面ライダーとして一躍脚光を浴びた。
- 要点2:調理師免許を持つ異色の経歴から芸能界入りを果たし、過酷な特撮現場を経て演技派俳優へと劇的な覚醒を遂げた。
- 要点3:2026年は映画『ブルーロック』主演や、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『南田南弁護士は天才肌』への出演など、世代を代表するトップ俳優として君臨している。
『仮面ライダーゼロワン』で演じた飛電或人と当時の反響

高橋文哉さんの俳優人生において最大の転換点となったのが、2019年9月1日から2020年8月30日まで放送されたテレビ朝日系特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』です。当時、史上初となる「21世紀生まれの仮面ライダー」として大きな話題を集めました。
高橋さんが演じた主人公・飛電或人は、祖父の跡を継いでAI企業「飛電インテリジェンス」の二代目社長となりながら、AIロボット「マギア」の脅威に立ち向かう若者です。或人はギャグを連発する明るいお笑い芸人を目指す夢追い人であり、物語の初期はコミカルな演技が際立っていました。しかし、ストーリーが進行するにつれて人工知能の悪用や人間の悪意と向き合い、絶望や葛藤を乗り越えて真の強さを手に入れていくという、非常に深みのあるキャラクターへと成長を遂げました。
また、物語の展開に応じて「仮面ライダーゼロワン」だけでなく、最強形態である「仮面ライダーゼロツー」、そして人工知能・アークの悪意に呑み込まれた姿である「仮面ライダーアークワン」まで一人で演じ分けました。特撮ファンからは、1年間という長丁場の撮影を通じて見せた目覚ましい演技力の進化や、シリアスからコメディまでこなす高い表現力に対して絶賛の声が寄せられました。
プロフィールと芸能界入りの異色な経歴
圧倒的なルックスと透明感を誇る高橋文哉さんですが、その経歴には意外なバックグラウンドがあります。埼玉県出身で、中学時代はバレーボール部のキャプテンを務めるなどスポーツ少年でした。その後、女手一つで育ててくれた母親のために料理の道を志し、千葉県の野田鎌田学園高等専修学校の調理高等科に進学。高校時代に調理師免許を取得しています。
プロのシェフを目指してフライパンを握っていた日々から人生が一変したのは、友人の勧めで応募した2017年の「男子高生ミスターコン」でした。応募総数10,000人以上の中からグランプリを獲得したことをきっかけに芸能界入りを果たし、そこからわずか1年足らずで『仮面ライダーゼロワン』の主役の座を射止めるという、シンデレラストーリーを駆け上がりました。
| 時期・年 | 主な出来事・キャリアのマイルストーン | 備考・代表作 |
|---|---|---|
| 2017年 | 「男子高生ミスターコン」グランプリ受賞 | 芸能界入りのきっかけとなる |
| 2019年 - 2020年 | テレビ朝日系『仮面ライダーゼロワン』主演 | 飛電或人 / 仮面ライダーゼロワン役で連続ドラマ初主演 |
| 2021年 | TBS系金曜ドラマ『最愛』出演 | 高い演技力が評価され、一般層へも広く名が知れ渡る |
| 2024年 | 第47回日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞 | 映画『交換ウソ日記』などの演技が評価される |
| 2025年 | NHK連続テレビ小説『あんぱん』出演、エランドール賞新人賞受賞 | 朝ドラ出演を果たし、名実ともにトップ俳優の仲間入りを果たす |
| 2026年 | 映画『ブルーロック』主演、ドラマ『南田南弁護士は天才肌』出演 | 映像作品で主演・主要キャストとして絶大な存在感を発揮 |
仮面ライダー終了後からブレイクを果たすまでの軌跡
『仮面ライダーゼロワン』の放送終了後も、高橋文哉さんの快進撃は止まることを知りませんでした。特撮出身の俳優が直面しがちな「ライダーのイメージからの脱却」を、驚異的なスピードで成し遂げていきます。
転機となったのは、2021年に放送されたTBS系ドラマ『最愛』での出演です。ヒロインの弟で、複雑な背景を持つ青年役を繊細に演じ切り、その高い演技力は業界内外から大きな注目を集めました。その後も、TBS系火曜ドラマ『君の花になる』での劇中ボーイズグループのリーダー役や、『フェルマーの料理』での料理人の才能を持つ主人公役など、自身のルーツである「料理」の経験も活かした多彩な役に挑戦。映画『交換ウソ日記』での好演により第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、着実に実績を積み重ねてきました。
2026年最新情報:映画主演から話題のドラマ出演まで
飛電或人としてのデビューから数年が経過し、2026年は高橋文哉さんにとってさらなる飛躍の年となっています。映画界では、話題作である『SAKAMOTO DAYS』の朝倉シン役や、大人気サッカー漫画の実写化映画『ブルーロック』で主人公・潔世一役として主演を務めるなど、アクションからシリアスまで幅広いジャンルでスクリーンを席巻しています。
加えて、2026年10月からはカンテレ・フジテレビ系全国ネットの月曜よる10時枠ドラマ『南田南弁護士は天才肌』に出演しています。芦田愛菜さんが主演を務めることで話題の本作で、高橋さんは法律事務所のパラレルワーカー(パラリーガル)・船井湊人(ふない・みなと)を演じています。
劇中の船井湊人は、爽やかなルックスと心優しい性格の持ち主であり、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南を特別視せず、一人の人間・弁護士として真っ直ぐに向き合う重要な役どころです。職場で唯一、南が大好きなクジラの話に付き合い、温かく寄り添う姿は、視聴者の心を強く打つものとなっています。かつて仮面ライダーとして正義と向き合ってきた高橋さんが、大人のヒューマンドラマの中で見せる包容力のある演技は、現在の確固たるキャリアの証明と言えます。
【高橋文哉仮面ライダー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高橋文哉さんは『仮面ライダーゼロワン』で何役を演じましたか?
A1:主人公の「飛電或人(仮面ライダーゼロワン)」に加え、物語の鍵を握る「仮面ライダーゼロツー」、さらに悪意に染まった姿である「仮面ライダーアークワン」の3つの異なる側面・形態を一人で演じ分けました。
Q2:高橋文哉さんが芸能界に入る前はどんな夢を持っていたのですか?
A2:母親のために美味しい料理を作りたいという思いから料理人を志し、高校は調理高等科に進学して調理師免許を取得していました。その後、男子高生ミスターコンでのグランプリ受賞を機に俳優の道へ進みました。
Q3:2026年現在の主な出演作や最新の活動状況は?
A3:映画『ブルーロック』での主演をはじめ、映画『SAKAMOTO DAYS』への出演、さらに10月スタートのドラマ『南田南弁護士は天才肌』ではパラリーガルの船井湊人役を好演するなど、映画・テレビドラマの中心人物として第一線で活躍しています。
まとめ:飛電或人から始まった進化と今後の展望
10代の頃に『仮面ライダーゼロワン』の主演に抜擢されて以来、高橋文哉さんは特撮という枠にとどまらず、数々のドラマや映画で主役級を務めるトップ俳優へと成長を遂げました。ほぼ演技未経験の状態で飛び込んだ過酷な現場を乗り越え、持ち前の素直さと絶え間ない努力によって表現の幅を広げ続けてきたその姿勢は、多くのファンや関係者を魅了しています。
2026年の話題作『南田南弁護士は天才肌』や映画主演で見せる成熟した演技は、今後のさらなる飛躍を予感させます。令和のゼロワンとして駆け抜けた原点大切にしながら、日本のエンターテインメント界を牽引する存在となった高橋文哉さんの、今後のさらなる活躍から目が離せません。
Sources:
1. 母のために料理、シェフになることが夢に…高橋文哉の意外な学歴 —
2. 高橋文哉 - Wikipedia —
3. 高橋文哉の仮面ライダー時代を徹底解剖!ゼロワン抜擢理由と現在 —
4. 主人公の南田南が初めて恋心を抱く同僚役に高橋文哉 - フジテレビ —
5. 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」日本版のキャスト9名を紹介 —